2025.11月 全会津語りの会が渡部認会津民俗館館長を講師に講演会を開催
11月16日、全会津語りの会の「令和7年学習講演会」が會津稽古堂で開かれました。
講師は、登録博物館会津民俗館館長の渡部認氏で、「戦後80年~人生を紡ぐ語り部の役割」と題し講演していただきました。
渡部氏は、ご承知のように会津若松市議会議員でもあり、現在6期目を務めておられます。
議員としては私も同期で、5期目まで一緒しました。
さて、渡部氏の講演は、概略下記のようなものでした。
《全会津語りの会令和7年学習講演会について》
演題/「戦後80年~人生を紡ぐ語り部の役割」
講師/登録博物館会津民俗館館長 渡部認氏
【講演の概略】
・講演で渡部氏は、全会津語りの会が設立されるまでの歴史などのほか、会津若松市の夏を彩る会津東山盆踊りが、太平洋戦争末期に会津東山温泉に集団疎開した児童を励まそうと1944年(昭和19)8月に開催したのが始まりとされることや、戦没学徒の遺稿集「きけわだつみのこえ」に会津若松出身学徒兵として唯一取り上げられている長谷川信について、また、NHKドラマ「虎に翼」のモデルとなったわが国初の女性判事三淵嘉子さんが、幼子を伴い会津坂下町に疎開したことにも触れながら、古くから伝わる民話と共に、自分自身が知りえる史実や事実、体験などを含めて語り継いでいくことが語り部の役割ではないかと語った。
・参加者の感想、意見/民話を方言で語ると、子どもから「何を言っているのか分からない」と言われたり、子どもの親世代から方言に対する否定的な意見が出ることがあるとの意見があった。
これに対して、講師からは「まんが日本昔ばなし」が都市部も含めて支持されていることが参考になるのではないか、との考えが示された。
また、他の参加者からは、かつては教育現場で方言が否定された時代もあったが、今日では必ずしもそうではないことも考えながら、引き続きお互いに対応を考えようとの声もあった。
以上のような内容でしたが、参加者からは参加しないと聞けなかった話が聞けてとても良かったなどの感想もあり、語り部活動を続ける上でそれぞれの参考になったようでした。
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