2025.3 40年以上の付き合い、同い年の高橋博之さん逝く
2月26日、40年以上、50年近く前からお付き合いをいただいていた会津坂下町の高橋博之さんのお別れの会が、同町のみどり葬祭会館で行われました。23日に逝去されました。
氏と私は同い年の74歳で、知り合ったきっかけは、私が27歳の時に創立に関わった会津音楽鑑賞友の会(略称/会津音鑑または友の会)が取り組んだ「川津恒一ふれあいコンサート」での協力をお願いしたことに始まります。
川津恒一さんは知らない方が殆どだと思いますが、NHKみんなのうたで小椋佳さん作詞・作曲の「オナカの大きな王子さま」を一番最初に歌ったシンガーです。初放送(1975年12月~76年1月、再放送76年10月~11月)
その後、高橋さんには、私が主宰した子ども劇団はんぷてぃ・だんぷてぃのためにも力を貸していただきました。
下の写真は、その中の一つ、私が脚色した「音楽劇~トム・ソーヤーの冒険」の冒頭の場面ですが、高橋さんには全編で歌われる10数曲の楽曲を作曲していただき、当時の出演した子どもたち皆が生き生きとうたっていたことが思い出されます。

お別れの会では、焼香台は設けられてはいましたが、僧侶の読経などはなく、司会者が開式を告げた後、すぐに喪主の挨拶が行われ、喪主の長男さんは挨拶の中で、「焼香をしていただいても良いし、お花を上げていただくのでも構いません」と参列者が自由に席を立って思い思いに故人とお別れをされるよう話されました。
また、「葬式の出し方については、父と仕事場で話すことが何度かあった」とも述べておられましたので、無宗教で行うことを望んでおられた博之さんの意に沿ってお別れの会を行われたのだなと思いました。
祭壇には、氏の好きだったレコードの数々、多くの楽譜、何台ものギターやマンドリンが飾られていました。
博之さんはこよなく音楽を愛しながら、思う存分生きられたとは思いますが、病気にさえならなければまだまだ活躍されたであろうにと、とても残念でなりません。ご冥福を心よりお祈りいたします。
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