2024.11 語り部サークル「七つの子」が今年も昔語り語り部永島陽子さんを迎え勉強会
11月17日、語り部サークル「七つの子」の月1の例会が河東公民館でありました。
この日は、山都町の語り部永島陽子さんを迎えての勉強会と、12月1日に予定されている「第22回語る蕎麦から福きたる」で披露する昔語りの予行演習を兼ねて行われました。
この日の例会では、まず会の実務的な分担などの打合せを行い、その後、「語る蕎麦~」語り手の予行練習として予定している語りをサークルの皆さんに聞いていただきました。
因みに、その語り演目を順番に記すと以下の通りです。
①齋藤陽子 「ねずみとお経」
②涌井スミエ 「見透かしの宝物」
③斎藤基雄 「金鶏鳥」
④五十嵐征子 「利口な嫁」
⑤小鮒マチ子 「天女と猟師」
⑥吉田小萩 「としやの晩」
なお、12月1日の当日には、⑥の吉田さんは「七つの子」としては齋藤洋子さんの後の2番目ですが、この日の例会では、町内の檀家の行事のために遅参され、上記の発表順となりました。
予行演習は、私自身を含めてほとんどの方が完璧・万全ではありませんでしたが、本番までまだ半月あるので、それぞれが更に語りの準備を進める必要があることを自覚せざるを得ませんでした(^^;)
その後、永島陽子さんに昔語りをしていただき、私自身としては大変良い学びをさせていただきました。
というのは、これまで多分3度以上永島さんの語りは聴いているはずなのですが、今回初めて、永島さんの語りの良さを自分なりに理解できたような気がしたからです。
その良さというのは、まず
①力みのない優しい語り口であること
②教訓的なことも押しつけがましくないこと
ということに尽きるかと思います。
私の目指したい語り口ですが、これがなかなかできそうで出来ないんですね。
演劇をやっていたせいなのか、それがベースとなって無意識の中で〝これでいい〟と自分で思っているせいなのか、私の昔語りは、とかく表現がオーバーになってしまっていることを、自分で感じてしまいます。
飄々と、かつ淡々と語りながら、聴き手の心をつかむ語りができるようになりたいものだと思います。
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