2024.9 湊土地改良区総代会で令和5年度の収支決算を審査、日本金融政策公庫への繰上償還実施の基本的考えなどについて聞く

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 9月18日、湊土地改良区の総代会が開かれ、「令和5年度 事業報告・財務諸表、附属明細書及び収支決算の承認について」など4議案と付帯決議について報告・説明がされ、質疑応答のあと採決が行われ、いずれも採択されました。
 収支決算報告案件で私は、日本政策金融公庫とJAに対する繰上償還(総額26,360,544円)があったので、以下のような質疑を行いました。

①堰場地区の基盤整備工事がR5年度で完了したことに伴うとの説明等があったが、繰上償還を行う場合の基本的な考え方、判断基準を聞きたい。
②公庫への繰上償還(2000万円以上)があるが、公庫では、繰上償還によって利息収入が減って損失になるため、繰上償還を行っても当初の償還期間分の利息を支払うことになるのではないか。JAに対する繰上償還は別だが、公庫に対する繰上償還は経常経費を増やすだけで財務上の効果はないのではないか。
③繰上償還を行う際の財源についても伺いたい。

 以上のような質問に対する事務局長の答弁は、繰上償還の財源は補助金を活用して行われたこと、また、実施した繰上償還の内容について改めて説明があり、更に、どの事業において繰上償還を行うかは予算案に計上し議決してもらっているとの説明があり、当会の財務上の不利益がないことや繰上償還を決める手続きについては一応理解はしました。
 しかし、公庫への繰上償還を行う際の利息についての説明では、元金が少なくなるので利息も少なくなるというもので……私にはなかなか理解しにくいものでした。

 私の質問の趣旨が伝わっていなかったとも思いましたので、土地改良区が「公庫」に対して繰上償還を行う場合の基本的な考え方について、美土里ネット福島総務企画課にメールで上記の質問を行いました。〝急ぎません〟とメールには付記したので回答がいつになるかは分かりませんが、届いたらまたブログで紹介したいと思います。

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