2024.1 貸借対照表チェックのポイント解説など興味深かった湊土地改良区の新総代研修会

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 1月31日、湊土地改良区の新総代研修会がルネッサンス中の島で行われ、昨年9月から新総代となった私も参加してきました。
 研修会に参加したのは、全総代30名中、新総代と継続して総代に就かれた18名、役員は理事11名中5役と呼ばれる理事長以下の5名、監事3名中の総括監事と第一監事の2名、更に事務局職員4名全員です。
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 講師は、水土里ネット福島総務企画課の元村雅登主査で、第一講で「総代さんの役割について」として土地改良区の組織運営についてを、第二講で「土地改良区の会計について」を解説され、第三講目では湊土地改良区の五十嵐賢一事務局長と鈴木けい子会計主任が「湊土地改良区の定款・規約及び諸規定、土地改良事業の実施状況と予算について」を説明しました。
 この中で、私は特に第二講で、湊土地改良区の令和4年度決算書を例にした貸借対照表のチェックポイントの説明と、これは総代に対してよりも監事の役割に対する指摘ではありましたが、会計監査と同等かそれ以上に「業務監査」の重要性について、県内の他改良区における金銭不祥事の事例と関連付けて説明されていたことが大変印象的で、興味深く聞きました。

 また、第三講の説明の後に、私は、「工事契約取扱規定」において「入札結果の公表」が定められていないのはなぜか、と質問をしました。質問の趣旨は述べませんでしたが、全国の公共工事においては度々不正が問題になっており、入札が公平・公正であることが常に求められてきていることは周知の事実です。
 土地改良区は公共団体ではありませんが公益団体であり、そこが行う土地改良事業は公正に行われる必要がありますし、事業経費の一部は構成農家の賦課金の多寡に反映します。その意味で、入札結果の公表は当然あってしかるべきと考えます。
 説明された五十嵐事務局長からは、「結果公表」の考え方は改良区においてはなかったので答えられない、上部団体に確認したいということでしたので、3月に予定されている通常総代会では何らかの説明があるだろうと思います。
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 研修会終了後は、研修会参加者による懇親会が行われました。それぞれを取り巻く様々な地域の課題やできごと、また、個人的な問題も含めて意見交換できたことは大変良かったと思います。

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