2024.1 市が湊地区簡易水道の整備の方向性と課題について説明
1月17日、湊公民館で市健康福祉部健康増進課による「湊地区簡易整備計画取りまとめの中間報告」説明会を行いました。各地区区長など約15人が参加しました。
今回の説明会は昨年4月20日に続くもので、市の「簡易水道事業経営戦略」の更新のために今年度実施した、湊町全域を対象にした「将来の姿を見据え、給水区域における配水管や配水池などの効率的な整備手法について、どのような整備手法が可能なのかを検討する」ために行った調査の中間報告という位置付けです。
説明の詳細は省きますが、国県の補助制度がない中で、市が単独で整備を進めるための一定の方向性と課題を明確にした点では、かなり長期的な計画にならざるを得ないものですが、一定の評価をしても良いと思います。
私の住む上馬渡は組合を作り集落で管理している簡易水道ですが、出来るだけ早期に市に施設を移管したいと要望も出しています。
今回の説明会の質疑応答で改めて確認しましたが、市への移管のための上馬渡簡易水道組合の課題は、まず水道法で義務化されている施設台帳を整備し、その上で経年管や石綿管の管路を年次計画により市の補助制度を活用して全面更新することが必要です。
それはそれとして理解していますし、取り組んで行きますが、正月の能登半島地震による甚大な被害を考えれば、市は県市長会、全国市長会を通じ、国に対して水道事業、特に過疎地の給水施設の整備に対する補助制度の復活を求めるべきではないでしょうか。
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