2024.1 会津若松みなと風力発電を計画の事業者が地区区長等に水源調査の中間報告

 1月13日、会津若松みなと風力発電事業を計画している㈱インフラックスが、当該地区の区長等を対象に水源調査の中間報告の説明会を行いました。説明会の対象が区長等というのは、前湊区長会長と前市議会議員の私が含まれているからですが、この日出席したのは前区長会長と私、それに西田面区長です。上馬渡区長と下馬渡区長、現湊区長会長のは日程の都合で15日に説明するとのことです。
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 この風力発電計画には、共和地区3町内会がこぞって反対しています。その理由として、自然環境破壊や景観への悪影響、野生鳥獣の棲息域を狭めクマによる被害が増加することへの懸念などのほか、森林の大規模改変がもたらす土砂災害や地域の簡易水道水源への影響など様座な懸念が挙げられています。
 事業者による今回の調査結果の中間報告は、簡易水道水源への影響や土砂災害への懸念を払拭するためのものとして事業者が行ったものと私は受け止めています。
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 説明会に参加して、背炙山の成り立ちや地層がどのような組成であるのかが分かり、風力発電建設計画との関係を抜きにして、私には大変興味深いものでした。
 その概要は、背炙山は那須火山帯由来の火山灰が固まった三層の凝灰岩から成り、3地区の簡易水道水源はいずれも同じような標高の第二層の不透性凝灰岩の下部に当たる背炙山中腹にあり、しかも南から北へ僅かに標高が低くなっていることから、水源はそれぞれ単独ではなく布引山から連続する裂過性の地下水であると考えられるというものです。
 この考察は、会津若松市が市政100周年を記念して作成した会津若松市史の「会津の大地」の記述とも合致します。
 水源調査を行った事業所の説明・考察では、風車は第一層凝灰岩に建設されるものであるから第二層の地下水への影響はないと考えられるというものですが、裂過性の固い岩石の隙間から長い時を経て形成された地下水脈に対して、風車建設が全く影響ないとは思えません。
 また、影響は問題になるものではないとしても、集落から1.3km程度の所に4.2MWもの出力の巨大風車が出来ることは住環境を悪化させるものでしかありません。やはり、この計画は撤回してもらわなければなりません。

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