2023.12 大好評だった21年目の「語る蕎麦から福きたる」

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 12月3日、「第21回語る蕎麦から福きたる」が上高野の北公民館で行われました。
 募集定員は50人でしたが、受付窓口の公民館職員に伺ったところ、申込みは受付初日の11月6日だけでいっぱいになったそうで、主催のみつ輪語んべ連絡会の皆さんも驚いていました。
 みつ輪語んべ連絡会がどのような会かは、これまでも何度か書いたことがありますが、改めて紹介すると、平成13年度から16年度までの4年間、北公民館が開講した語り部養成講座に参加した3グループが、講座修了後それぞれが民話語り部サークルをつくり、その3団体によってみつ輪語んべ連絡会を結成し、「語る蕎麦から福きたる」を行ってきました。
 新型コロナの中で、「語る蕎麦~」も参加定員も縮小して開催していますが、21年も続いていることは私自身も驚きです。
 今年は、3団体から4名ずつが語りで出演し、それぞれの研鑽の跡が見事な語りを聞かせていました。
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 私は、今年も語りの出演はありませんでしたが、会津伝統の「そば口上」を初めて披露しました。
 そば口上を担当してくれと依頼された時は、口上の文句も知らないし困ったなと思いましたが、勉強する良い機会だと思って引き受けました。
 私が行った口上は、歴史春秋社刊の「そば口上」をベースにしていますが、本の中で見つけた湊町居穴の故寺木寅春の口上です。それを元にして「語る蕎麦~」で述べる内容にアレンジして行いました。
 それなりに練習もし、内心では多少の自信を持って行いましたが、それとは裏腹に手足が震えて収まりませんでした(;´д`)
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 それでも評判は上々で、デビューとしてはまずまず成功だったのかなと思います。
 これを契機に、機会があればまたそば口上に挑戦したいと思っています。
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