2023.9 背炙山風力発電建設の中止を求める会が、風力発電計画に対する市長の立ち居地を訊ねる質問書提出

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 9月5日、背炙山風力発電建設の中止を求める会が、室井会津若松市長に対し質問書を提出しました。管文雄会長、佐藤紘一庶務と共に、私も副会長の立場で同行しました。
 質問の内容は、7月の市長選挙に際し、会が行った公開質問への市長の回答の意図するところ、例えば、「住民生活や自然環境との調和を図る」などについて具体的事例をもって示すことなど、3項目の質問を行いました。
 この席には環境生活課の職員2名も同席、回答は2週間後を目途に行いたいとの話がありました。
 また、会が質問趣旨の中で、「背炙山での風力発電機が既設風車と合わせて約60基となる」としていることについて、環境生活課からは、市がエネルギー庁のホームページから各事業者の総出力を合計したところ、全体で26基ほどになると考えているとの認識が示され、市長との面談後、私もこのことについて調べてみたところ、確かに計画を変更した事業者のあることが確認できました。
 それはそれで良いのですが、あろうことか、いずれも環境影響評価が終了していないにも拘わらず、現在準備書を縦覧中の事業者の計画を経済産業省が認可したとの情報まで入りました。国有林野の貸出の地元同意さえない中で全く納得できないルール違反を国が行っている実態に唖然としています。

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