2023.4 全会津で進める広域観光のコンセプト「暮らすような旅」の具体化に注目
旅行者のニーズと合致する魅力的な旅行商品開発がカギ
2月定例会議で採択された会津若松市の新年度予算の広域観光推進事業費に、極上の会津プロジェクト協議会負担金5,680千円など計8,137千円が計上されています。
その中で私が注目しているのは、新しい事業ではありませんが、極上の会津プロジェクト事業です。
極上の会津プロジェクト事業は、会津17市町村などで取り組む事業で、今年度は、重点対策事業、誘客宣伝事業、周遊観光促進事業、広域エリア誘客促進事業、受入体制整備事業の5事業が取り組まれます。
注目したいのは、「重点対策事業」に掲げている事業コンセプト「暮らすような旅の提案」です。
市は「暮らすような旅」を、滞在中にその土地ならではの風習や民俗芸能等を地域住民と一緒に準備から振り返りまでを行うことで、その土地の歴史や伝統的な暮らしをより深く体験し、お互いの心の交流の機会を提供する旅のスタイル━━と説明しています。
2018年1月に市議会で講演された矢ケ崎紀子東洋大学国際観光学部教授も、インバウンドを含め近年の旅行者のニーズは名所めぐりの「鉄板ルート旅行」から「体験型」に変化していると指摘していました。
「暮らすような旅」のコンセプトは、広域観光のみならず観光関連事業全体のコンセプトにすべきであり、旅行商品開発を成功させ、ぜひこれからの会津観光の画期にしてほしいと思います。
【訃報・弔意】小檜山チヱさん(猪苗代町扇田、97歳、元会津若松市総務部長小檜山澄夫さんの母、4月7日逝去11日告別式)
【訃報・弔意】清川赫愛さん(市内蚕養町、86歳、会津若松市議会議長清川雅史さんの母、4月9日逝去12日告別式)
2月定例会議で採択された会津若松市の新年度予算の広域観光推進事業費に、極上の会津プロジェクト協議会負担金5,680千円など計8,137千円が計上されています。
その中で私が注目しているのは、新しい事業ではありませんが、極上の会津プロジェクト事業です。
極上の会津プロジェクト事業は、会津17市町村などで取り組む事業で、今年度は、重点対策事業、誘客宣伝事業、周遊観光促進事業、広域エリア誘客促進事業、受入体制整備事業の5事業が取り組まれます。
注目したいのは、「重点対策事業」に掲げている事業コンセプト「暮らすような旅の提案」です。
市は「暮らすような旅」を、滞在中にその土地ならではの風習や民俗芸能等を地域住民と一緒に準備から振り返りまでを行うことで、その土地の歴史や伝統的な暮らしをより深く体験し、お互いの心の交流の機会を提供する旅のスタイル━━と説明しています。
2018年1月に市議会で講演された矢ケ崎紀子東洋大学国際観光学部教授も、インバウンドを含め近年の旅行者のニーズは名所めぐりの「鉄板ルート旅行」から「体験型」に変化していると指摘していました。
「暮らすような旅」のコンセプトは、広域観光のみならず観光関連事業全体のコンセプトにすべきであり、旅行商品開発を成功させ、ぜひこれからの会津観光の画期にしてほしいと思います。
【訃報・弔意】小檜山チヱさん(猪苗代町扇田、97歳、元会津若松市総務部長小檜山澄夫さんの母、4月7日逝去11日告別式)
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