市議会産業経済委員会が愛知県岡崎市で工業団地整備について行政調査

 10月26日、会津若松市議会産業経済委員会が行政調査で愛知県岡崎市を訪問し、工業団地の整備について行政調査を行いました。
KIMG1877~2.JPG 岡崎市の工業団地整備の特徴は、PFIの採用とともにオーダーメイド方式を一部取り入れていることなどです。
 岡崎市は、工場立地法の緑地率緩和を踏まえて市独自の基準を設け、現在、阿知和工業団地の整備に取り組んでいます。その手法として前述のPFI採用、オーダーメイド方式の導入が行われています。工事完了予定は、令和8年の予定ですが、既にオーダーメイドで分譲面積27haのうち15haの分譲が決まっているそうです。工業団地を整備している阿知和地区は石切場の跡だそうで、固い岩盤を20m以上も崩して造成するなど、事業費も全体で182億円(道路整備は一般会計で別に)を予定し、分譲価格は1㎡あたり5.6万円と高額ですが、工場用地のニーズは多いということです。
 しかし、PFI方式においては整備資金の調達には採用せず、工業団地の設計・施工への活用として採用していると言います。
 地理的条件を含め、岡崎市と会津若松市では地域の持つポテンシャルが比較にならないほど違うと思いますが、分譲できる工業団地がなくなっている会津若松市において、企業誘致を進める基盤として新たな工業団地が有効かどうか検討しなければならないと思います。ただし、市長は既に新たな工業団地整備に向けて一歩踏み込んだ方針を示しているところではありますが。


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