エコファーム蔵王(株)を訪問、法人化に至る過程や課題などを聞く
11月7日、農業委員会行政調査の2日目。宮城県蔵王町のエコファーム蔵王株式会社で研修を行いました。会員制産直所経営や農業6次産業化の先駆的取り組みとして選んだ視察地です。
エコファーム蔵王は、平成15年3月に集団転作を請け負う生産組合として担い手10名でその前身が設立され、その後新たな組合員も加え、平成18年9月に、農業従事者の高齢化が進む中、耕作放棄地の解消、農村環境の保全、集落の活性化を図ることを目的にエコファーム蔵王(株)として設立、現在資本金770万円、13名の構成員で運営されているとのことです。
定款に定めている業務内容は、農作業の受委託・斡旋、農機具のリース、農畜産物の生産・販売、農畜産物の運搬・貯蔵、農畜産物の加工・製造・販売、農業用の共同利用施設の設置・運営で、産直市場みんな野を自力(行政の補助金なしに借入金)で設立し、蔵王源流米のブランドでササニシキやつや姫、コシヒカリなどを生産、豆腐・みそ・そば・煎り豆などをみんな野で販売するとともに、地域の農家98名による出荷組織みんな野会を組織し、豊富な品揃えを可能としているそうです。
売上げ、来場者数も順調に伸びていたのが、震災・原発事故で平成23・24年は若干落ちたものの、25年には震災前以上に回復して現在に至っていることなども説明していただきました。
また、今後の大きな課題として、今までのお客さんが高齢化いていることに対しショッピングモールを開設したり、宅配事業を強化すること、農業生産部門の後継者づくりなどが挙げられました。
エコファーム蔵王は、高齢化・後継者不足、農家所得減少など、農家の課題解消と地域の将来を見据えたところから出発しています。同じ課題・問題をどこでも抱えています。蔵王の取り組みは、参考になります。
エコファーム蔵王は、平成15年3月に集団転作を請け負う生産組合として担い手10名でその前身が設立され、その後新たな組合員も加え、平成18年9月に、農業従事者の高齢化が進む中、耕作放棄地の解消、農村環境の保全、集落の活性化を図ることを目的にエコファーム蔵王(株)として設立、現在資本金770万円、13名の構成員で運営されているとのことです。
定款に定めている業務内容は、農作業の受委託・斡旋、農機具のリース、農畜産物の生産・販売、農畜産物の運搬・貯蔵、農畜産物の加工・製造・販売、農業用の共同利用施設の設置・運営で、産直市場みんな野を自力(行政の補助金なしに借入金)で設立し、蔵王源流米のブランドでササニシキやつや姫、コシヒカリなどを生産、豆腐・みそ・そば・煎り豆などをみんな野で販売するとともに、地域の農家98名による出荷組織みんな野会を組織し、豊富な品揃えを可能としているそうです。
売上げ、来場者数も順調に伸びていたのが、震災・原発事故で平成23・24年は若干落ちたものの、25年には震災前以上に回復して現在に至っていることなども説明していただきました。
また、今後の大きな課題として、今までのお客さんが高齢化いていることに対しショッピングモールを開設したり、宅配事業を強化すること、農業生産部門の後継者づくりなどが挙げられました。
エコファーム蔵王は、高齢化・後継者不足、農家所得減少など、農家の課題解消と地域の将来を見据えたところから出発しています。同じ課題・問題をどこでも抱えています。蔵王の取り組みは、参考になります。
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